たいようとあめのしるし

おそらく10年ぶりくらいに再開します。

ラシャムジャさんと動物のこと

昨日は、京急梅屋敷駅のすぐそばにある仙六屋カフェというところで行われていた『梅屋敷ブックフェスタ』に行きました。
『雪を待つ』『路上の陽光』『穴の中には雪蓮花が咲いている (✳︎アンソロジー"絶縁"収録)』などの著者であるチベット人作家のラシャムジャさんが来られるということで本にサインしてもらいました。

ラシャムジャさんの邦訳された作品は、タイミングで書籍化されたものはたぶん全部読んでいるけど、その中で私がいちばん好きなのは、、んー、『穴の中には雪蓮花が咲いている』ですかね。

『雪を待つ』を結構前に読んで、読んだときは同世代のチベット人作家にとっての文明が変わっていくスピードが、日本だと3世代くらいで緩やかに変わってきたことを1世代で体験してしまう、その時間感覚のズレのようなものを体験したことに感銘を受けたんだけど、それからまた何年か経って、このコロナ渦に『穴の中には雪蓮花が咲いている』で気持ちが回帰されていくような、そんな時間軸をリアルタイムに経験出来たことをとても幸せに思っています。

梅屋敷ブックフェスタはブックフェスタなので、他にもたくさん魅力的なお店が出ていて、"韓国""ヴィーガン"というキーワードにピピピっとなり、本と喫茶サッフォーさんの発売ホヤホヤのzine 『韓国フェミめし:光州とヴィーガンを巡って』もゲットしました😌

去年から、深沢レナさんが代表を務める「大学のハラスメントを看過しない会」が行っている動物問題の連続座談会が面白くてずっとみていて、最近の私は、広域に動物の問題を考え続けることにハマっています。

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ところで、なんでいまラシャムジャさんが日本に来日してるのか、考えてみたらよくわかっていません。

よくわからないけど、まあいっかって気もしています。
(情報の分断化)